韓国の李明博(イ・ミョンバク)元大統領が法廷で口を開き、自らの容疑を否認した。(提供:news1)
韓国の李明博(イ・ミョンバク)元大統領が法廷で口を開き、自らの容疑を否認した。(提供:news1)
韓国の李明博(イ・ミョンバク)元大統領が法廷で口を開き、自らの容疑を否認した。

 ソウル中央地裁で23日に開かれた初公判で、李元大統領は午後2時17分から2時28分まで約11分間、冒頭発言を通じて自分の意見を直接述べた。

 李元大統領はまず「検察が無理な起訴をしたということを自分も心の中で認める」と切り出した。さらに「悲痛な心情でこの場に立った」とし「一国の大統領を務めた者として、検察の主張を受け入れることはできない」と強調した。

 彼は「一緒にいた人々と争う姿を国民に見せるのは、私にとって受け入れ難い悲惨なことだ」とし、「彼らを法廷で証人として追及するのは、本人に不利益なので私の無念さは、客観的資料や法理で解決する」と説明した。

 また李元大統領は、「(大統領)就任後、経済人と数回会ったが、個別に会ったことはなく、私の不法資金が明らかになったことも一度もない」とし、「サムスンから賄賂を受け取ったという検察の公訴事実は衝撃で侮辱」と強調した。

 彼は「今回の裁判結果が、司法の公正性を国民と国際社会に示す機会になってほしい」と話した。

 続けて「元大統領として国家のために在任中の経験を伝えたり、奉仕・献身する時間を過ごすことができず、法廷に被告人として出席した」とし、「本当に残念なことで、国民の皆様にご心配をおかけして申し訳ない」と述べた。



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