中国・北京から北朝鮮の高麗航空機に搭乗し、北朝鮮に向かう外国メディアの記者(新華社通信ツイッターから)=(聯合ニュース)
中国・北京から北朝鮮の高麗航空機に搭乗し、北朝鮮に向かう外国メディアの記者(新華社通信ツイッターから)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は23日、北朝鮮北東部・豊渓里の核実験場廃棄の式典取材にあたる韓国記者団の名簿の通知を試みる。北朝鮮は23~25日の間に核実験場廃棄を行う計画で、韓国を除く外国メディアは22日に北朝鮮入りしたが、韓国記者団は北朝鮮が名簿の受け取りを拒み続けているため一緒に訪朝できなかった。 韓国統一部の当局者は23日、午前9時に軍事境界線にある板門店の南北連絡事務所の業務が始まり次第、韓国記者団の名簿を伝達する予定としながら、「北が受け入れれば、直行便で(北朝鮮東部の)元山への移動が可能だ」と述べた。 北朝鮮が韓国からの直行便を利用した訪朝を受け入れる場合、韓国記者団は早ければ23日中、遅くとも24日には北朝鮮入りできると予想される。 北朝鮮は12日、核実験場廃棄の式典を23~25日の間に行うとし、韓国と米国、英国、中国、ロシアのメディアに取材を許可する用意があると表明した。 韓国以外の4カ国の記者団は22日に中国・北京から高麗航空のチャーター機に搭乗し、元山に到着した。韓国記者団8人も北京入りし、板門店の連絡チャンネルでの協議を待ったが、北朝鮮は名簿を受け取らず、記者団は帰国した。
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