会談する文大統領(左)とトランプ大統領=22日、ワシントン(聯合ニュース)
会談する文大統領(左)とトランプ大統領=22日、ワシントン(聯合ニュース)
【ワシントン聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は22日(日本時間23日未明)、ホワイトハウスでトランプ米大統領と会談し、6月の朝米(米朝)首脳会談で非核化に向けた具体的合意を得るため、韓米間で緊密に協力することで一致した。青瓦台(大統領府)が報道資料で伝えた。 青瓦台によると、文大統領は「板門店宣言で南北首脳が合意した通り、南北関係を発展させていく意思に変わりなく、こうした南北関係の進展を巡り、米側と緊密に連携していく」と述べた。 両首脳は特に、板門店宣言の内容に基づき、「完全な非核化」を履行した場合、北朝鮮に明るい未来を提供するための具体的な措置についても協議した。また、韓米同盟が北朝鮮の核問題解決だけではなく、朝鮮半島や域内の平和と安定に重要な役割を果たしてきたことを再確認したという。 文大統領とトランプ大統領による首脳会談は今回が4回目。文大統領は「トランプ大統領と虚心坦懐(たんかい)に意見を交わすことができてうれしい」と述べ、トランプ氏は「近く文大統領とまた会えることを期待する」と述べた。
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