北京の北朝鮮大使館前に集まっている報道陣(写真共同取材団)=21日、北京(聯合ニュース)
北京の北朝鮮大使館前に集まっている報道陣(写真共同取材団)=21日、北京(聯合ニュース)
【北京、ソウル聯合ニュース】北朝鮮が23~25日の間に行うとしている北東部・豊渓里の核実験場廃棄の取材を行う韓国記者団の名簿の受け取りを拒否しているなか、韓国記者団が21日、北朝鮮が中国・北京に到着した。  北朝鮮は23~25日に行われる核実験場の廃棄に、韓国と米国、英国、中国、ロシアの5カ国の報道陣を招待。韓国については通信社と放送局の各1社から4人ずつ、計8人の記者を招待すると通知していた。韓国記者団はこの日午前と午後に4人ずつ北京に到着。その後、北朝鮮訪問に関する板門店連絡チャンネルでの協議結果を待った。 だが北朝鮮は18日に続き、この日も韓国記者団の名簿の受け取りを拒否し、板門店チャンネルは業務を終了。一部の韓国記者が北京の北朝鮮大使館前に集まった。 韓国記者団は北朝鮮大使館にビザを申請することを検討したが、政府間の協議結果をさらに待つことにした。 米国、中国、ロシア、英国の記者団はこの日までにビザの発給を受けたことが分かった。22日午前に北朝鮮が用意した航空便で訪朝する予定だ。 北朝鮮は12日、23~25日の間に核実験場の坑道を爆破し閉鎖するとして、韓国と中国、ロシア、米国、英国のメディアに公開する方針を表明したが、その後、韓国記者団の名簿の受け取りを拒否している。
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