崔賢洙報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
崔賢洙報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国国防部は21日、定例の韓米合同軍事演習を今年も継続して実施する方針を明らかにした。

 同部の崔賢洙(チェ・ヒョンス)報道官はこの日の定例会見で、8月に実施される韓米両軍による定例の合同指揮所演習「乙支フリーダムガーディアン」(UFG)が縮小される動きがあるとの最大野党「自由韓国党」の金学容(キム・ハクヨン)国会国防委員長の主張について、「定例的かつ防衛的な性格で実施される(韓米合同)訓練について、従来の立場に変化はない」と述べた。

 韓米合同の定例航空戦闘訓練「マックスサンダー」やUFGに関し、「定例の防衛的訓練だとしても、北が反発すれば政治的に考慮せざるを得ないのではないか」との質問には、「現在のところ、われわれが実施しているレベルをそのまま維持する予定だ」としながら、訓練規模を縮小する計画はないと説明した。

 金委員長は20日に発表した書面で「北が韓米合同軍事演習を問題視したことを受け、韓国軍が実務レベルで8月のUFGを縮小し、小規模で行う動きを感知した」と主張していた。

 国防部関係者はこれに対し、「韓米軍当局がUFGの縮小のために協議したことはない」と述べた。 


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