3月29日の南北閣僚級会談に出席した北朝鮮の李善権・祖国平和統一委員会委員長=(聯合ニュース)
3月29日の南北閣僚級会談に出席した北朝鮮の李善権・祖国平和統一委員会委員長=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮は17日、開催予定日に一方的に中止を通告した16日の南北閣僚級会談について、「(韓国側が)深刻な事態を解決しない限り、再対話は容易でない」との立場をメディアを通じて伝えた。 同会談で北朝鮮側の団長を務める予定だった李善権(リ・ソングォン)祖国平和統一委員会委員長が朝鮮中央通信の記者の質問に答える形で立場を表明した。 李氏は韓国で11日から実施されている韓米合同の定例航空戦闘訓練「マックスサンダー」を会談中止の理由に改めて挙げ、「今後の北南関係の方向性は南朝鮮当局の行動にかかっている」と韓国を揺さぶった。 会談中止を受けて韓国側が「遺憾」を表明し、会談の早期開催を求める内容の通知文を送ったことについても言及。「悪ふざけ」をやめ、会談を取りやめた意味をしっかりと考えて収拾策を講じるよう要求した。
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