趙長官はこの日午前、政府ソウル庁舎に出勤する際、記者団に向けて「現在のところ、北朝鮮側の通知文と朝鮮中央通信の報道以上のものは把握しておらず、さらに状況を総合的に確認して判断しなければならないようだ」と述べた。
現時点については「非核化や平和に向けたスタート段階」とし、「重要なのはこうした状況でもわれわれは止まらず、一貫して南北対話に出ていくことだと考える」と強調した。
北朝鮮が米朝首脳会談を控え神経戦を繰り広げているのではとの分析には「具体的な評価を述べるには慎重になる。もう一度、総合的に判断したい」と伝えた。今後の対応に関しては「われわれからも北朝鮮側に通知文を送る予定だが、内容は検討中だ」と明かした。
これを前に北朝鮮はこの日午前0時半ごろ、閣僚級会談首席代表の李善権(リ・ソングォン)祖国平和統一委員会委員長名義の通知文を韓国側に送り、米韓空軍の航空戦闘訓練「マックスサンダー(Max Thunder)」を理由に、同会談の無期延期を伝えた。
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