“国政介入”事件が世に知られる発端となった梨花女子大学入学・学士不正事件が最高裁の最終判決を受けた。崔順実(チェ・スンシル)被告は懲役3年を確定された。(提供:news1)
“国政介入”事件が世に知られる発端となった梨花女子大学入学・学士不正事件が最高裁の最終判決を受けた。崔順実(チェ・スンシル)被告は懲役3年を確定された。(提供:news1)
“国政介入”事件が世に知られる発端となった梨花女子大学入学・学士不正事件が最高裁の最終判決を受けた。崔順実(チェ・スンシル)被告は懲役3年を確定された。崔被告が最高裁の宣告を受けたのは今回が初めてだ。

 最高裁は15日、業務妨害などの容疑で起訴された崔被告に懲役3年を言い渡した原審を確定した。

 裁判部は崔順実被告、キム・ジョン前文化体育観光部次官、キム・ギョンスク前新産業融合学部長、ナム・グンゴン前元入学担当部長、チェ・ギョンヒ前梨花女子大総長らが共謀し、崔被告の娘チョン・ユラ氏と関連した面接官らの業務を妨害したとみた原審の判決を受け入れた。

 特に最高裁は犯行全体に対する模擬過程がなくても、数人が順次的・暗黙的に意思がつながれば、共謀関係が成立し、業務妨害罪で“威力”は社会的・経済的・政治的地位と権勢による圧迫なども含まれると判断した。

 崔被告の娘チョン・ユラ氏、チェ・ギョンヒ前総長など梨花女子大の関係者らと共謀し、「学年度随時募集体育特技者選考」を受験したチョン氏を入学させようと面接官らに影響力を行使した容疑で裁判に移された。

 崔被告らはチョン氏が授業を欠席したり、課題を提出していなかったにもかかわらず、単位を取得できるように圧力を行使したことが調査された。チョン氏が通っていた清潭高校体育教師に30万ウォン(約3万円)の賄賂を渡し、奉仕活動実績書を虚偽で作成するようにした容疑も受けた。

 一方、崔被告は朴槿恵(パク・クネ)前大統領と共謀し、サムスンからチョン氏の乗馬支援など賄賂を受け取った容疑により、1審で懲役20年を言い渡され、現在、控訴審裁判を受けている。

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