金宜謙報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
金宜謙報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
◇大統領府が朝米会談開催を歓迎 「平和と繁栄の扉開かれる」 韓国青瓦台(大統領府)の金宜謙(キム・ウィギョム)報道官は11日の会見で、朝米(米朝)首脳会談が6月12日にシンガポールで開催されることについて、「史上初めてのことで、両指導者の思い切った決定に敬意を表する」として、「両首脳の出会いにより世界で最後に残っている冷戦と分断の構造が解体されることを願う」と表明した。また、「今回の会談で朝鮮半島に平和と繁栄の扉が開かれることを期待する」とし、「必ず成功することを望む」と述べた。◇文大統領が南北米会談の必要性に言及 トランプ氏も関心 韓国青瓦台の高官は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が北朝鮮との南北首脳会談翌日の先月28日にトランプ米大統領と電話会談した際、南北と米国による会談開催の必要性に言及し、トランプ大統領も関心を示したと明らかにした。記者団の質問に答えた。同高官は、南北米による会談開催で一致したのかとの質問に、今はシンガポールで6月12日に開かれる朝米首脳会談が優先だとし、その議論結果が南北米会談の行方にも影響するとの考えを示した。また、南北米会談の場所については韓米首脳の電話会談で言及がなかったと伝えた。◇韓米空軍が11日から合同戦闘訓練 F22など約100機参加 韓米空軍が11日から定例の航空戦闘訓練「マックスサンダー」を実施する。韓国空軍作戦司令部と在韓米軍第7空軍司令部が行う同訓練は25日まで実施され、米空軍の最新鋭ステルス戦闘機F22をはじめ戦略爆撃機B52、韓国空軍の戦闘機F15Kなど100機を超える航空機が参加する。◇与党の新院内代表に洪永杓氏 文大統領側近 与党「共に民主党」は国会で議員総会を開き、新しい院内代表に文在寅大統領の側近、洪永杓(ホン・ヨンピョ)国会議員(61)を選出した。労働運動家だった洪氏は2009年に国会議員に初当選し、現在3期目。国会環境労働委員会の委員長を務めるなど労働問題に取り組んできた。昨年の大統領選では文候補の選挙対策委員会で雇用委員会の委員長として文政権の発足に貢献した。◇新韓金融グループで採用不正 年齢・性別差別も 金融監督院は新韓金融グループ各社に対して監査を行い、同グループが採用過程で役員の子女を優遇したとの疑惑を一部事実と確認したと明らかにした。政治家や金融監督院から推薦された元経営陣の関係者や地方にある報道機関の株主の子女、元政府高官の親戚を採用選考で通過させたほか、採用広告では年齢制限がないとしながら一定の年齢以上の応募者を脱落させたり、書類選考段階から男女比率を設定したりする方法を取っていたことも分かった。◇「水かけ姫」大韓航空前専務 業務妨害容疑で書類送検 ソウル江西警察署は、会議中に腹を立ててコップを投げるなどのパワハラ行為をしたとされる大韓航空の趙顕ミン(チョ・ヒョンミン)前広告担当専務(34)を、起訴相当の意見を付けて業務妨害容疑で書類送検した。警察は今月4日、暴行と業務妨害の容疑で趙氏の逮捕状を請求したが、検察は被害者が処罰を望んでおらず、証拠隠滅の恐れがないとしてこれを棄却した。◇韓国政府「回復の流れ継続」 経済報告書発表 企画財政部が発表した経済動向報告書(グリーンブック)5月号によると、韓国経済は1~2月の好況の反動で鉱工業生産・投資が減少したが、消費の増加傾向は継続しており、全般的に景気回復の流れが続いていると分析された。同部は雇用不振や米国の利上げの可能性をリスク要因に挙げ、「リスク管理を強化する一方、景気回復傾向を雇用や暮らしの改善として体感できるよう、若者の雇用対策などの政策的努力を加速させたい」との立場を示した。
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