江南の皮膚科で患者20人が集団敗血症…プロポフォールの変質と推定=韓国
江南の皮膚科で患者20人が集団敗血症…プロポフォールの変質と推定=韓国
韓国ソウル・江南(カンナム)所在の皮膚科で施術を受けた患者が集団で敗血症の症状を見せ、病院に移送された。

 8日、ソウル江南警察署と疾病管理本部によると、前日にソウル江南区にある皮膚科で診療を受けた患者20人が夕方から敗血症の症状を見せたため、大学病院の救急外来など近隣の病院に移送された。現在も治療中にあるが、生命には問題はないことが分かった。

 警察は皮膚科でプロポフォールを注射し皮膚施術を受けた患者らに敗血症の症状が現れたものと見ている。

 警察関係者は「施術者は計21人で、そのうち20人が異常症状を見せて治療を受けている」とし、「直接搬送された人員は10人以内で、残りは自宅から各自、またはクリニックからの連絡を受けて近隣病院に移動した」と説明した。

 警察と保健当局は施術に使われた注射剤が変質した可能性があるという皮膚科関係者の陳述などをもとに疫学調査に着手。医療事故およびプロポフォール管理、プロポフォールの直接使用有無に関する内部調査を進行中だ。

 関係者は「午前から強力チーム、科学捜査チーム、医療チーム、疾病管理本部、国立科学捜査研究院と合同鑑識に入る」と伝えた。

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