文大統領(コラージュ)=(聯合ニュース)
文大統領(コラージュ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】世論調査機関の韓国ギャラップは4日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率が前週より10ポイント上昇した83%になったと発表した。 昨年6月の第1週に記録した最高支持率(84%)に迫っている。文大統領は今月10日で就任1年目を迎える。 文大統領の不支持率は10%で、前週より8ポイント下落した。 韓国ギャラップは支持率の上昇について、「4月27日の南北首脳会談、板門店宣言の影響とみられる」として、「大統領に対する肯定的・否定的な評価理由のいずれも北関連問題の比重が大きくなった」と説明した。 就任1年目の支持率としては歴代大統領を大きく上回っている。盧泰愚(ノ・テウ)元大統領は45%(1989年1月)、金泳三(キム・ヨンサム)元大統領は55%(94年1月)、金大中(キム・デジュン)元大統領は60%(99年3月)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領は25%(2004年3月)、李明博(イ・ミョンバク)元大統領が34%(09年2月)、朴槿恵(パク・クネ)前大統領は56%(14年2月)だった。 文大統領の分野別の政策評価では対北朝鮮政策(83%)、外交(74%)、福祉(55%)、人事(48%)、経済(47%)が支持を受けた。 一方、南北首脳会談の評価に関しては、「良かった」との回答が88%で、「良くなかった」(5%)より圧倒的に多かった。北朝鮮が今後、合意内容を「良く守ると思う」との回答は58%で、「守らないと思う」(20%)を上回った。 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長への印象については、「以前より良くなった」が65%、「変わらない」が28%だった。 調査は2~3日、全国の成人男女1002人を対象に実施された。
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