白泰鉉報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
白泰鉉報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の白泰鉉(ペク・テヒョン)報道官は30日の定例会見で、27日の南北首脳会談で2016年2月に閉鎖した南北経済協力事業の開城工業団地や08年7月から中断している金剛山観光事業の再開問題は議論されなかったと明らかにした。 白報道官は「(事業の再開は)朝鮮半島の非核化の進展過程で環境が整うことに合わせて進められると思う」と説明した。 朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族の再会行事を話し合う南北赤十字社会談や開城の南北共同連絡事務所設置問題を話し合う南北高官級会談の開催については、「関連会談を早期に開催する方向で検討している」と述べた。今週、南北首脳会談の準備委員会が南北首脳宣言履行推進委員会に改められれば、関係機関との協議などを経て、会談日程の調整が進められるという。 また、南北首脳会談で署名された「板門店宣言」に8月のジャカルタ・アジア大会への南北合同出場が盛り込まれたことに関しては「履行するためのスポーツ会談が行われると見ている」と述べた。南北合同チームが結成されるかについては、「ここで断定的に言うのは難しい」として、「会談などを通じて議論が行われる」との見通しを示した。
Copyright 2018(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0