首脳会談で抱擁する文大統領(右)と金委員長=27日、板門店(聯合ニュース)
首脳会談で抱擁する文大統領(右)と金委員長=27日、板門店(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社、リアルメーターが30日に発表した調査結果によると、北朝鮮の非核化・平和定着への意思について、「信頼する」との回答が64.7%で「信頼しない」は28.3%だった。 調査は韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長による南北首脳会談が開かれた27日、全国の成人500人を対象に実施された。 「前は信頼していなかったが、今は信頼している」との回答は52.1%、「前も信頼していなかったし、今も信頼していない」は26.2%だった。「前も信頼していたし、今も信頼している」は12.6%だった。 リアルメーターは「以前は(北朝鮮への)不信感が78.3%で信頼の14.7%を圧倒的に上回っていたが、今は信頼が大多数」として、「半数以上の国民が北の非核化や平和定着への意思に関する認識を前向きに変えた」と分析。その上で、保守系の最大野党「自由韓国党」の支持層や保守色の強い大邱・慶尚北道、釜山・慶尚南道などを含む全ての地域・年齢・政党支持層で北朝鮮への信頼度が急上昇したとして、「南北首脳会談のメッセージが国民の大多数の耳目を集中させたためとみられる」と説明した。
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