宋永武氏(資料写真)=(聯合ニュース)
宋永武氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】軍事境界線がある板門店で27日に開かれる南北首脳会談の公式随行員に韓国と北朝鮮の軍首脳が2人ずつ含まれたことで、南北が朝鮮半島の軍事的緊張緩和に向けた画期的な措置に合意するとの期待感が強まっている。

 会談の随行員には韓国の宋永武(ソン・ヨンム)国防部長官と軍制服組トップの鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)合同参謀本部議長、北朝鮮の朴永植(パク・ヨンシク)人民武力相(国防部長官に相当)と李明秀(リ・ミョンス)朝鮮人民軍総参謀長が含まれた。

 この4人がそろって会談に同席することから、軍事境界線を挟む非武装地帯(DMZ)の非武装化に向けた措置が集中的に話し合われると韓国の軍関係者らは予想している。非武装地帯はその名とは違い実際は多くの武器が配備されており、同地帯で南北がそれぞれ運営する見張り所の撤収または間隔調整、見張り所からの重火器の撤去などが話し合われる可能性が高そうだ。


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