南北交流を土台に「2023アジアカップ韓国」招致に向け自信=大韓サッカー協会会長
南北交流を土台に「2023アジアカップ韓国」招致に向け自信=大韓サッカー協会会長
鄭夢奎(チョン・モンギュ)大韓サッカー協会会長は25日午後、ソウル市内にある駐韓ロシア大使館で開かれた「2018FIFAロシアワールドカッププレゼンテーション」イベントに出席した。

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 ロシア大使館が、自国で開かれるサッカーワールドカップを前に、鄭会長やホン・ミョンボ専務など大韓サッカー協会の職員、シン・テヨン代表監督、コーチングスタッフなどを招待した。意図的に合わせた日程ではないが、この日はワールドカップ開幕を50日後に控えた日でもあった。

 イベント後、鄭会長は取材陣とのインタビューで「ヨーロッパでプレーする選手やKリーグで活躍する選手たち全員が順調に大会を準備している。シン・テヨン監督をはじめ、コーチ陣、またスペイン人コーチの3人も各自が任された任務をきちんと果たしてしてる」としながら、「全員が準備をスムーズに進めているため、良い試合をみせてくれるだろう」と期待を寄せた。

 また、ことし開かれた平昌冬季オリンピックでのアイスホッケー合同チームなど、スポーツを通して南北関係の構築が成された後、明日(27日)南北首脳会談が開催される流れの中で、過去、サッカー合同チームや京平戦などで活発だった南北のサッカー交流についても関心が高まっている。2018ジャカルアアジア大会での”サッカー合同チーム”の可能性も提起されるほどだ。

 鄭会長は「具体的な協議が進んでいるわけではない。そして、いまはワールドカップを目前にしている。全ての力をワールドカップに集中した後、北朝鮮との問題を進めていく」と前置きした上で、「しかし、南北首脳会談後、両国の(サッカー)協会同士が話し合う部分がある。十分に”前向き”といえる」と明かした。

 韓国は現在、2023 AFCアジアカップ招致をめぐり、中国と競争を繰り広げている。当初は中国が優勢と見られていたが、最近の流れによって、変化も生じている。そして、鄭会長もこれを楽観視する表現を使った。

 鄭会長は「個人的には、招致の可能性は大きいと思う。中国と韓国が競争する中、中国の招致に向けた熱が以前に比べて落ちている」とし、「正直、楽観的に見ている。少なくても60~70%可能性はあるだろう」と自信をみせた。


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