G7財務長官ら「北朝鮮に最大限の経済的圧迫を持続」＝VOA

主要7か国（G7）財務相らが、北朝鮮に最大限の経済的圧迫を継続するという意志を改めて確認した。

　米国の声（VOA）によると、米国と英国、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、日本などG7財務長官らは18日（現地時間）に発表した共同声明で、北朝鮮の制裁回避努力に懸念を表明し、このように明らかにした。

　声明は「北朝鮮が完全で検証可能かつ後戻りできない（CVID）朝鮮半島の非核化や北朝鮮の大量破壊兵器と弾道ミサイルプログラムの廃棄に向けて努力している」とし「しかし、北朝鮮は自分たちの話に相応する具体的な行動を取らなければならない」と強調した。

　そしてこのような目標を支援するため、北朝鮮に最大限の経済的圧迫を賦課する行動をとり続けるだろうと明らかにした。

　また声明は、北朝鮮が偽装会社とペーパー会社、複雑な支配構造などを利用して国際金融体制に接近していることに懸念を表明し、G7金融機関と北朝鮮の欺まん的な金融慣行に対する情報を共有すると明らかにした。

　続けて他国も警戒心を持って、北朝鮮機関の取引を支援しないための追加措置を取るべきだと促した。