“水かけ姫”大韓航空専務らの携帯電話4台押収＝国科捜に依頼予定

大韓航空・趙顕ミン（チョ・ヒョンミン）専務（34）の件を捜査している韓国警察が被害者への懐柔、脅迫などを確認するために19日、チョ専務や大韓航空の役員の携帯電話などを押収した。

　ソウル・江西警察署はこの日午前9時20分ごろから午後12時30分ごろまでの約3時間、捜査官6人を投入し、大韓航空本社を家宅捜査したと明らかにした。

　警察はこの日、チョ専務の業務用・個人用の携帯電話2台と会議に出席していた役員1人の携帯電話2台など計4台を押収したと明らかにした。会社にいなかったチョ専務の携帯電話は弁護人を通じて渡された。警察はチョ専務と会議に出席していた役員1人のPCも押収した。

　警察関係者は「代理店の職員を相手に懐柔したり、大韓航空の職員同士で口裏を合わせていなかったのか、確認するために家宅捜査を実施した」とし「国立科学捜査院に依頼して、できるだけ早く押収物の検証を進める予定」と伝えた。

　一方、警察は押収物を分析し次第、すぐに被疑者であるチョ専務の召喚日程を調整する予定だ。