金融通貨委員会を主宰する李柱烈総裁=12日、ソウル(聯合ニュース)
金融通貨委員会を主宰する李柱烈総裁=12日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)の李柱烈(イ・ジュヨル)総裁は12日、金融通貨委員会後に記者懇談会を開き、今年の実質国内総生産(GDP)成長率の見通しを1月に提示した3.0%で据え置くと明らかにした。 韓銀は昨年10月、今年の成長率見通しを2.9%と提示し、今年1月に0.1ポイント引き上げた。韓銀の予測は韓国政府や国際通貨基金(IMF)、経済協力開発機構(OECD)と同じ。 韓銀は、輸出を中心に景気回復基調が続くと判断しているようだ。予測通りなら、韓国経済は昨年(3.1%)に続き2年連続で3%台の成長を達成することになる。 一方、韓銀は今年の消費者物価上昇率の見通しを1.6%に引き下げた。昨年7月に1.9%を提示して以降、3回連続で下方修正した。 この日の金融通貨委員会で、韓銀は政策金利を年1.5%で据え置いた。昨年11月に6年5カ月ぶりの利上げに踏み切った後、3回連続の据え置きとなった。
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