ポンペオ長官=(ワシントンAFP=聯合ニュース)
ポンペオ長官=(ワシントンAFP=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米国の次期国務長官に指名されたポンペオ中央情報局(CIA)長官が先月末に北朝鮮を極秘訪問していたとの報道について、複数の韓国政府消息筋は18日、同氏が在韓米軍の烏山空軍基地から航空機を利用して平壌を訪問したことが確認されたと伝えた。 米紙ワシントン・ポストとロイター通信は17日(現地時間)、ポンペオ氏がトランプ米大統領の特使として、イースター(復活祭)休暇の3月31日~4月1日に極秘裏に訪朝し、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と会談したと報じていた。 韓国政府消息筋の1人は、ポンペオ氏が烏山空軍基地を経由して訪朝したかについて「極秘事項なので答えられない」としながらも、可能性を完全に否定しなかった。 ポンペオ氏が在日米軍基地から平壌に直行した可能性も提起されたが、政府当局者の反応からはその可能性は低いものとみられる。 日本を出発して平壌へ飛行する場合、韓国防空識別圏(KADIZ)に進入する前に飛行目的や航路などを韓国軍に事前に通知しなければならないが、そのような状況は確認されなかったと伝えられた。ポンペオ氏が搭乗した航空機は烏山から平壌に入ったとみられ、韓国政府は事前に状況を把握していたもようだ。
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