鄭義溶氏=(聯合ニュース)
鄭義溶氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)は18日の記者会見で、先週米国で行ったボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)との会談について、「朝鮮半島での敵対行為の禁止とこれを通じた究極的な平和体制の構築、(非核化に伴う)北の懸念解消、北が正しい選択をする場合の明るい未来の保証などを巡り、踏み込んだ議論を行った」と明らかにした。また、こうした目標を達成するため韓米首脳会談や南北と米国の3者による首脳会談を開く可能性などについても意見を交わしたと伝えた。

 今月上旬に就任したボルトン氏については、「朝鮮半島問題に対する理解が非常に深く、マクマスター前補佐官に劣らず緊密な協力パートナーとしての関係を保てるだろう」とした。

 また、27日の南北首脳会談と、6月上旬までの開催が見込まれる米朝首脳会談には「世界史的な意味がある」と述べ、「ここに至るには米国の役割、特に朝鮮半島非核化の目標達成に向けたトランプ大統領の強い意思が大きく寄与した」と評価した。


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