南北は来週初め、実務会談を開くことにした(コラージュ、聯合ニュースTV提供)=(聯合ニュース)
南北は来週初め、実務会談を開くことにした(コラージュ、聯合ニュースTV提供)=(聯合ニュース)
◇南北が週明けに実務協議 首脳会談の最終調整へ 韓国と北朝鮮は27日に予定されている南北首脳会談を準備するため、儀典や警護、通信、報道などに関する実務会談を来週初めに開く。韓国の青瓦台(大統領府)高官が13日、記者団に明らかにした。18日ごろ開催する南北閣僚級会談の前に主な分野で実務協議を終えたい考えだ。また、米国と調整している北朝鮮の非核化のロードマップ(行程表)に関しては、「政府なりの解決策を持っているが、公表できない」として、「包括的・一括的妥結という政府の案に(履行の)期限や補償が盛り込まれるかは具体的に言えない」と述べた。◇韓米の安保政策トップが会談 韓国大統領府高官「有益だった」 青瓦台の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)とボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)が12日午前(米東部時間)、米ホワイトハウスで会談した。ボルトン氏が9日就任したことを受け、韓米の安保政策の司令塔をつなぐホットライン構築に向けた初の顔合わせとなった。鄭氏は会談を終えて12日午後帰国する直前、韓国の特派員らに対し、「(ボルトン氏と)大変有益な話を交わした」と述べた。同氏は「南北首脳会談の成功も重要で、米朝首脳会談の成功も重要なため、両会談を成功させられる方策、そして朝鮮半島非核化という目標の平和的な達成に向けたさまざまな方策について幅広く意見交換した」と説明した。◇国防部がTHAAD基地への資材搬入を保留 16日に住民らと話し合い 韓国国防部は12日、米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」基地(慶尚北道・星州)にある兵士らの滞在施設の工事や水道設備補強用の資材の搬入をひとまず保留にした。THAAD配備に反対する市民団体や地元住民らがTHAAD装備の補強工事などを行う恐れがあるとして、資材搬入に反発したため。座り込みをする反対団体メンバー、住民と、立ち退かせようとする警官隊などが一時もみ合いとなったが、国防部は住民側と話し合った結果、16日に改めて話し合いの場を設けることで折り合った。◇米韓研究所長 韓国の資金支援中止に非難声明 米ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究大学院(SAIS)の米韓研究所が、韓国政府系シンクタンクの対外経済政策研究院による予算支援の中止に伴い5月に閉鎖される問題で、米韓研究所のク・ジェフェ所長は12日(現地時間)に声明を発表し、支援中止のやり方を非難した。韓国政府側はク氏に辞任を要求したとされる。ク氏は声明で「われわれの成果に不満があれば資金支援の中止は対外経済政策研究院の権利だが、今回の件を進めるやり方はひどかった」と述べた。さらに「人員の入れ替えや運営規定の変更を頻繁に求めることは、米韓研究所とSAIS双方にとって受け入れがたいものだった」と反発した。
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