握手する李洙勲駐日大使(右)と自民党の岸田文雄政調会長(在日韓国大使館提供)=12日、東京(聯合ニュース)
握手する李洙勲駐日大使(右)と自民党の岸田文雄政調会長(在日韓国大使館提供)=12日、東京(聯合ニュース)
【東京聯合ニュース】韓国の李洙勲(イ・スフン)駐日大使は12日、東京都内の自民党本部で同党の岸田文雄政調会長と会談し、朝鮮半島の非核化と恒久的な平和体制の構築、北東アジアの平和と安定は周辺国の共同目標であり、そのために南北・米朝関係とともに北朝鮮と日本の関係も進展しなければならないとした上で、「日本側がより前向きに乗り出す必要がある」と述べた。在日韓国大使館が伝えた。 李氏と岸田氏は今後数カ月が朝鮮半島や北東アジアの情勢において重大な時期との認識で一致し、南北・米朝首脳会談を控え、韓米日や韓日の緊密な意思疎通と情報共有がなされていることを肯定的に評価し、今後さらに強化する必要があるとの考えでも一致した。 岸田氏は1998年に当時の金大中(キム・デジュン)大統領と小渕恵三首相が「韓日共同宣言」を発表してから今年が20周年の節目の年であることに触れ、意味深い年であるため、両国間に難しい問題があっても適切に管理し、未来志向の関係を構築していく必要があると話した。 これに対し李氏は「両国が過去を直視し、関係をうまく管理する土台の上で未来志向の実質協力を進展させていく『ツートラック外交』を推進していく必要がある」と強調し、昨年12月の韓日外相会談で合意した局長級協議の活性化などを通じ、各レベルで緊密に協議していきたいと応じた。
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