会談前に握手する文大統領(右)とキスカ大統領=10日、ソウル(聯合ニュース)
会談前に握手する文大統領(右)とキスカ大統領=10日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は10日、韓国を公式訪問したスロバキアのキスカ大統領と青瓦台(大統領府)で会談した。

 文大統領は青瓦台本館前でキスカ氏を迎え、その後約50分にわたる会談で、両国間の経済分野の実質的な協力を拡大するための方策を幅広く話し合った。

 首脳会談後は公式昼食会が開かれる。CJグループとサムスン電子、起亜自動車をはじめとする韓国企業のトップらも出席した。

 スロバキア大統領の来韓は初。キスカ大統領は両国の国交樹立25年に合わせ、9日に韓国を訪れた。11日まで滞在する予定だ。

 スロバキアには起亜自動車やサムスン電子など約90社の韓国企業が投資している。韓国企業にとって同国は、欧州市場進出の足掛かりとなる協力パートナーと位置付けられる。


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