トランプ氏が米朝首脳会談の時期に言及した(コラージュ)=(聯合ニュース)
トランプ氏が米朝首脳会談の時期に言及した(コラージュ)=(聯合ニュース)
◇トランプ氏「5月か6月初めに米朝首脳会談」 トランプ米大統領は9日(米東部時間)の閣議で、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長との首脳会談の開催が「来月、または6月初め」になるだろうとしながら、これに向け「米国と北朝鮮が接触した」と述べた。3月8日に「5月までの米朝首脳会談の開催」を公言した後、初めて会談の開催時期に言及し、そのために北朝鮮と接触した事実も認めた。これについて韓国の青瓦台(大統領府)高官は10日、「(米朝会談の準備は)順調に進んでいる」と評価した。◇非核化は段階的・同時的な措置で解決可能 北朝鮮外交当局者  北朝鮮の外交当局者が5~6日にアゼルバイジャン・バクーで非同盟諸国会議の閣僚級会合に出席した李容浩(リ・ヨンホ)外相に同行した際、非核化交渉に関する北朝鮮の立場に変化があるかとの聯合ニュースの質問に「朝鮮半島の非核化交渉に関しては、段階的、同時的な措置で解決していくことができるだろう」と答えた。3月下旬に訪中した金正恩氏が、習近平国家主席との会談で「韓米が善意でわれわれの努力に応じて平和と安定の雰囲気をつくり、平和実現に向けた段階的、同時的な措置を取るなら朝鮮半島の非核化問題は解決される」と述べたとされる内容と一致する。◇サムスン証券規制と空売り禁止求める 大統領府に請願20万人超 韓国のサムスン証券が6日に自社株を保有する社員への配当を送金する際にシステムへの入力を誤り、大量の株を受け取った社員の一部がすぐに売却し株式市場が混乱した問題を受け、青瓦台のホームページではサムスン証券への規制と空売り禁止を求める請願に多くの国民が賛同している。10日午前7時現在、20万2057人となっている。国民請願は1カ月以内に20万人以上が賛同すると、青瓦台側や関係閣僚が正式に回答する。◇中堅のSTX造船海洋 会社更正法適用の申請へ 政府系金融機関の産業銀行は10日、経営難に陥っている中堅造船会社のSTX造船海洋が法定管理(会社更正法に相当)適用を申請すると発表した。政府と産業銀行は、75%の人員削減などSTX造船海洋の再建案に対する労使の確約を前提に同社への支援を表明していたが、労働組合が再建計画の提出を拒否したため、法定管理の適用を申請することになった。◇高齢タクシー運転手 来年からの「検査」緩和か 65歳以上のタクシー運転手がタクシーの運転を続けられるか検証する「資格維持検査」制度が2019年1月から導入される予定だが、タクシー業界の反発を受け、資格維持検査ではなく、医療機関での「適正検査」に代わる可能性がある。国土交通部は10日、適正検査代替案の研究に関する入札を公告した。高齢のタクシー運転手による交通事故の懸念を解消する趣旨で導入予定だった資格維持検査制度が、実効性が劣る水準に緩和されかねないとの意見も出そうだ。
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