【ソウル聯合ニュース】韓国と北朝鮮は7日、27日の南北首脳会談を準備するため通信分野の実務会談を南北軍事境界線がある板門店の北朝鮮側施設「統一閣」で開いた。 韓国青瓦台(大統領府)の関係者は記者団に対し、実務会談について「通信を担当する実務者が出席した。議題や出席者のリストなどは機密事項であるため公開できない」と説明した。 会談には韓国側から青瓦台と統一部の実務者3人が、北朝鮮側から通信関連業務の実務者3~4人が出席し、首脳間のホットライン(直通電話)の設置場所や運営方式、盗聴・傍受の防止などセキュリティー問題について集中的に協議を行ったもようだ。 南北は来週中にもう一度実務会談を開き、ホットライン設置を最終決定する計画だ。 3月初めに文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使団が訪朝した際、南北は首脳間のホットラインを設置し、首脳会談の前に最初の通話を実施することで合意している。 首脳会談前の通話実施については、18日ごろの開催が予想される南北閣僚級会談で議題として取り上げられる見通しだ。
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