3月初めに文在寅(ムン・ジェイン)大統領の特使団が訪朝した際、南北は首脳間のホットラインを設置し、首脳会談の前に最初の通話を実施することで合意している。
一方、北朝鮮は前日に韓国側に通知文を送り、南北首脳会談の儀典や警護、報道対応などを話し合う南北実務会談を当初予定していた今月4日から5日に変更し、通信に関する実務会談は7日に開くよう提案した。
儀典や警護、報道対応などに関する会談が1日延期されたことに関し、白氏は「北側は延期の理由を説明しなかったが、通信関連の実務会談も7日に予定されており、南北首脳会談を計画通り準備するという(北側の)立場には変わりがないとみられる」と答えた。実務会談は1日ずれただけで、延期や遅延といった見方は特にしていないとも述べた。
統一部は実務会談の日程に関する北朝鮮の提案に、この日のうちに同意の回答を送る予定だ。
また白氏は、平壌公演のため韓国芸術団が訪朝した際、北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)朝鮮労働党副委員長兼統一戦線部長が歓送夕食会を主催したほか、韓国報道陣が公演会場への入場を制限されたことに謝罪するなど異例の対応を見せたことを「南北間の平和協力を願い、和解協力ムードが続くよう南北間で互いに努力するもの」と評価した。
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