青瓦台関係者が報道に遺憾の意を示した(イメージ)=(聯合ニュース)
青瓦台関係者が報道に遺憾の意を示した(イメージ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の関係者は4日、文在寅(ムン・ジェイン)政権と方向性が異なる政府系シンクタンクと外交・安全保障の専門家に対し青瓦台が露骨に干渉し始めたとする報道に、強い遺憾の意を示した。

 この関係者は記者団に対し、「当該の記事は『文在寅政権版ブラックリスト』という表現まで使った、大変誤った報道」としながら、「このメディアに強い遺憾の意を表し、徹底したファクトチェック(事実検証)を経て手続きを踏む」と述べた。

 同関係者は、青瓦台はこれまでメディアの見解と論調を尊重し、政府の政策に対する批判と指摘を受け入れてきたが、今回の報道で、誤ったファクトに基づき、朴槿恵(パク・クネ)前政権が政権に批判的な文化・芸術界関係者や団体をリストアップした「ブラックリスト」になぞらえることは容認しがたいと指摘した。

 ある全国紙はこの日、「統一・安保分野の機関と学者を対象にした干渉が度を超え、事実上の『文在寅政権版ブラックリスト』という批判がある」と報じた。


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