軍当局によると、東沖を管轄する第1艦隊と南沖を管轄する第3艦隊の各司令部は同日午前、約10隻の艦艇や航空機を用いた訓練を開始した。事件が起きた黄海では第2艦隊司令部が訓練を実施する計画だったが、気象条件が悪く、取りやめになった。
海軍は毎年、天安撃沈事件のあった3月26日ごろに朝鮮半島を取り巻く全海域で海上機動訓練を実施し、北朝鮮の挑発に応戦する意思を示してきた。
ただ今年は、例年のような報道資料を出さなかった。朝鮮半島情勢が対話局面に転じたことを意識し、不必要に緊張を高めることを回避したとみられる。
一方、第2艦隊司令部はこの日午前、天安撃沈事件の犠牲者を追悼する行事を開催。犠牲者の遺族や将兵らが参列した。
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