平壌発の北朝鮮・高麗航空で経由地の北京に到着したタク・ヒョンミン行政官=24日、北京(聯合ニュース)
平壌発の北朝鮮・高麗航空で経由地の北京に到着したタク・ヒョンミン行政官=24日、北京(聯合ニュース)
【仁川聯合ニュース】韓国芸術団の北朝鮮・平壌公演を準備するため22日に訪朝した事前視察団が24日、北京経由で仁川国際空港に帰国した。 視察団として訪朝した青瓦台(大統領府)のタク・ヒョンミン儀典秘書官室先任行政官は仁川空港で公演関係者らと訪朝結果について協議した後、25日未明に文在寅(ムン・ジェイン)大統領が訪問中のアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビに向かった。 タク氏は経由地の北京で聯合ニュースの取材に対し、来月1日の公演は韓国芸術団が単独で行い、同3日の公演は南北が共演することで合意したと明らかにした。公演のテーマは「春が来る」に決まったという。 北朝鮮芸術団「三池淵管弦楽団」の玄松月(ヒョン・ソンウォル)団長と協議の結果、北朝鮮の演奏者と韓国の歌手、韓国の演奏者と北朝鮮の歌手、南北演奏者の共演といった組み合わせで、南北それぞれの曲を共に披露するなど多様な形で共演が行われると説明。共演が決まったことで韓国芸術団の規模は当初予定していた160人程度から増える見通しという。 韓国と北朝鮮は20日の実務協議で、約160人からなる韓国芸術団が31日から4月3日まで訪朝し、平壌で2回の公演を開くことで合意した。芸術団にはチョー・ヨンピルさんら大物歌手のほか、K―POPガールズグループのRed Velvet(レッドベルベット)や少女時代のソヒョンさんが含まれている。
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