朴元淳市長(資料写真)=(聯合ニュース)
朴元淳市長(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が先月の平昌冬季五輪に合わせて派遣した高官代表団を通じ、朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長を北朝鮮に招待していたことが分かった。ソウル市が21日明らかにした。 同市によると、北朝鮮祖国平和統一委員会の李善権(リ・ソングォン)委員長は先月11日にソウルの国立劇場で開かれた北朝鮮芸術団の公演で、朴市長に招待の言葉を伝えた。 同市の関係者は、朴市長が公演が始まる前に約20分ほど李委員長と対話し、この席で李委員長に訪朝を打診したところ、招待を受けたと説明した。 この関係者は「朴市長は4月末の南北首脳会談以降、年内に訪朝するだろう」と述べた。 ソウル市長の訪朝は今年下半期になる可能性が高い。上半期には南北首脳会談を巡って日程が詰まっており、時期的に適切ではないとの指摘が出る可能性があるためだ。 朴市長が実際に平壌を訪問することになれば、6月に予定されている統一地方選が障壁になりそうだ。ソウル市長として訪朝するためには、同市長選への出馬を公言している朴市長が3選を果たす必要がある。 ソウル市は2019年に同市が開催する第100回全国体育大会に平壌市選手団を招待したり、ソウル・平壌が大会を共催したりする方策も検討している。
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