憲法改正案について説明するチョ民政首席秘書官(中央)=20日、ソウル(聯合ニュース)
憲法改正案について説明するチョ民政首席秘書官(中央)=20日、ソウル(聯合ニュース)
◇大統領府が2回目の改憲案説明 地方分権・国民主権 青瓦台(大統領府)のチョ国(チョ・グク)民政首席秘書官は文在寅(ムン・ジェイン)大統領が国会に発議する憲法改正案のうち、地方分権と国民主権に関する内容を発表し、その背景を説明する計画だ。文大統領は26日に予定する発議に先立ち、改憲案を分野ごとに国民に詳細に説明するよう指示していた。青瓦台は20日、憲法前文と基本権に関する内容を発表した。◇南北首脳会談の準備委員会 きょう全体会議 4月末に予定される北朝鮮との首脳会談に向け、韓国の準備委員会が青瓦台で2回目の全体会議を開く。青瓦台関係者は聯合ニュースの電話取材に「きょうの会議では、議題、疎通広報、運営支援の各分科が議論内容を報告し、準備状況を点検する」と答えた。これから北朝鮮に提案する南北高官級会談の日付がこの日決まる可能性もある。高官級会談では首脳会談の議題などを調整する。◇北朝鮮高官と韓米元当局者ら フィンランドで会合 韓国と米国の元当局者や朝鮮半島問題の専門家、北朝鮮の当局者が20日(現地時間)、フィンランド・ヘルシンキ郊外で会合を開き、4月末の南北首脳会談、5月に開催見通しの米朝首脳会談などについて意見を交わした。米朝首脳会談が開催された場合に焦点となる朝鮮半島の非核化問題も取り上げられたが、韓米の出席者は現職の政府当局者ではなく、あくまで原則的、包括的な話し合いだったとされる。それでも、首脳会談を成功させるには当事国だけでなく周辺国との協力が必要という認識などを踏まえ、幅広い議論となったようだ。◇犬飼い主の順守事項違反の通報報奨制度 施行予定日前日に延期 22日付を予定していた、犬の飼育者の順守事項違反に関する情報提供者に報奨金を支払う制度の施行が延期された。農林畜産食品部の関係者は「賛否両論があり、詳細な運営案に対する意見集約と議論を続けたものの、十分な社会的合意の形成に至らなかった。さらに検討する」と説明した。同制度の施行によるプライバシー侵害や盗撮などが懸念されるほか、実効性を疑問視する声もある。一方、動物を虐待する行為に対する処罰と飼育動物関連の営業に対する管理の強化を柱とした動物保護法改正案・施行令・施行規則は予定通り22日から施行される。◇花冷えの春分の日 全国で雨や雪 春分の日の21日は全国的に雲に覆われ、各地で雨や雪となる見込み。午前4時時点で忠清南道の一部と全羅北道の内陸部、慶尚北道、済州島の山間部に大雪警報が出ている。朝までに大田で2.6センチ、大邱で1.0センチの積雪が観測された。気象庁によると、22日早朝までに一部の地域の山間部などで最大20センチの積雪が予想される。
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