仁川国際空港に到着した鄭氏=20日、仁川(聯合ニュース)
仁川国際空港に到着した鄭氏=20日、仁川(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】米国訪問を終えて20日帰国した韓国青瓦台(大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)は、「4月末の南北首脳会談、続いて開催される米朝首脳会談の開催成功のために韓米日3カ国が緊密に協力することを決めた」と述べた。 マクマスター米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)、日本の谷内正太郎国家安全保障局長と17、18の両日(現地時間)に米サンフランシスコで会合を行った鄭氏はこの日、記者団に対し協議結果を説明した。 鄭氏は、マクマスター氏と南北、米朝首脳会議に関する懸案について個別に2回議論したと伝えた。 また、マクマスター氏とは米朝首脳会談を朝鮮半島だけでなく世界の平和と安定のために必ず成功させねばならないということで一致したと強調。そのための方策と内容に関する踏み込んだ議論を行い、今後も緊密に協力していくことを決めたと述べた。 韓米日の安保担当高官の協議は南北、米朝が首脳会談開催に合意してから初めてで、1月中旬に米サンフランシスコで非公開の会合を開いてから約2カ月ぶり。 青瓦台関係者は19日、記者に対し「今回の協議では韓米両国間の集中的な協議が実現し、北を訪問した特使団の中国・日本・ロシアとの協議結果を共有した」とし、「南北、米朝首脳会談の成功が朝鮮半島と北東アジアの平和に重要だという認識で一致した」と説明した。
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