南北首脳会談の準備委(コラージュ)=(聯合ニュース)
南北首脳会談の準備委(コラージュ)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の青瓦台(大統領府)高官は16日、記者団に対し、4月末に開催される南北首脳会談が1日だけの開催になるかについて、「準備委員会で議論し、北側との実務接触を通じて確定するが、そうなるのではないか」との考えを示した。 2000年と07年に開かれた南北首脳会談は北朝鮮の平壌で2泊3日にわたり行われた。 今回の会談は軍事境界線がある板門店で開催することで合意しており、会議以外の日程は制限されることなどが会談の期間を決めることに影響を与えそうだ。 ただ、同高官は「現段階ではそうだ」と述べ、北朝鮮との交渉で2~3日間になる可能性も示唆した。 北朝鮮との実務接触に関しては、「準備委が発足したため、われわれが先に提案することもでき、北が準備ができれば先に提案することもできる」として、「近く(提案が)行われると思う」と述べた。準備委は15日に発足した。 また、南北首脳間のホットライン設置問題も実務接触で議論されると説明した。 準備委に朝鮮半島の平和問題を担当する外交部の朝鮮半島平和交渉本部長が含まれなかったことについては、「本部長は(北朝鮮の核問題を巡る)6カ国協議の首席代表だが、現段階では本質的な問題など中心議題だけを集中的に扱うため、準備委には入らなかった」と伝えた。 8人で構成された準備委には康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が含まれたが、準備委の会議の同席者に外交部関係者は含まれず、会談の議題を扱う議題分課長も千海成(チョン・へソン)統一部次官が担当することになった。 5月までの開催が見込まれる米朝首脳会談が6~7月に延期される可能性があるとの海外メディアの報道に関しては、「米国が正式にそういう可能性を伝えてきたものはない」として、「トランプ大統領が5月までに行うとしたため、(延期説は)メディアの観測ではないか」と述べた。
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