取り調べを終えて帰宅する李明博氏=15日、ソウル(聯合ニュース)
取り調べを終えて帰宅する李明博氏=15日、ソウル(聯合ニュース)
◇李元大統領21時間取り調べ 検察は逮捕状請求を検討 大統領在職中(2008~13年)の110億ウォン(約11億円)台に上る収賄などが疑われる李明博(イ・ミョンバク)元大統領が15日早朝、21時間にわたる検察の取り調べを終えて帰宅した。検察は李氏の供述やこれまでの捜査内容を踏まえ、逮捕状を請求するかどうかを決める方針だ。◇朝鮮半島問題解決の協力求め中ロ訪問の高官帰国 韓国特使団の5~6日の訪朝結果とこれに関する韓米間の協議内容を説明するため中国とロシアを訪問した韓国青瓦台(大統領府)の鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長(閣僚級)が仁川空港から帰国した。鄭氏は12日に韓国を出発し、中国で習近平国家主席らと南北・米朝首脳会談の実現や朝鮮半島問題の解決に向けた協力策などを話し合った。13日にはロシアに移動してラブロフ外相らに会い、朝鮮半島問題の解決に向けロシアの協力を求めた。空港で鄭氏は「中国とロシアの指導者はそろって朝鮮半島の状況の肯定的な発展や、このための南北の和解協力を大いに歓迎した」と語った。◇韓米FTA改定交渉 きょうワシントンで第3回会合 韓米自由貿易協定(FTA)改定交渉の第3回会合が15日午前(米東部時間)に米ワシントンで開催される。韓国産業通商資源部の兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉室長と米通商代表部(USTR)のビーマン通商代表補がそれぞれ首席代表として出席する。韓国政府は米国による鉄鋼輸入制限の対象から韓国を除外するための交渉も進める見通しだ。◇韓国の幸福度 世界57位 国連の研究者グループ「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)」が14日発表した「世界幸福度ランキング」2018年版によると、韓国の幸福度は世界156カ国・地域中57位だった。17年版での55位から2ランク後退した。1位はフィンランドだった。ランク付けは1人当たり国内総生産(GDP)や健康寿命、社会的支援、選択の自由、腐敗度などを基に行われた。◇年金分割増える 熟年離婚の増加で 韓国で国民年金の分割が増えている。熟年離婚の増加によるものとみられる。国民年金公団によると、分割された年金を受給する人は2010年に4632人だったが、毎年増加し、14年に1万人を超えた。その後も大きく増え、17年は2万5302人に上った。7年間で約5.5倍に膨らんだ。
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