遺骨を抱えて歩く日帝強制徴用犠牲者遺骸奉還委員会の関係者=28日、ソウル(聯合ニュース)
遺骨を抱えて歩く日帝強制徴用犠牲者遺骸奉還委員会の関係者=28日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】日本による植民地時代に強制徴用された朝鮮半島出身者の遺骨33柱が韓国に奉還されたことを受け、ソウル市とソウル施設公団が来月2日午後、ソウル市立竜尾里第2墓地公園で遺骨を安置する式典を行う。28日、ソウル市などが伝えた。 今回の式典は「私が死んだら故国に埋めてほしい」という犠牲者の遺言により、徴用被害者の遺骨返還に取り組む団体「日帝強制徴用犠牲者遺骸奉還委員会」がソウル市に協力を要請して実現した。ソウル市は昨年8月にも徴用被害者の遺骨33柱を同墓地公園に安置しており、来年にも遺骨35柱を安置する計画だ。 今回、韓国に奉還されたのは東京・東村山市の国平寺に安置されていた遺骨。同寺には、強制徴用された犠牲者など、朝鮮半島出身者約300人の遺骨が安置されている。 非武装地帯(DMZ)に建設される予定の平和公園内海外同胞墓地が完成すれば、遺骨は同墓地に移される。
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