韓国科学技術情報通信部=(聯合ニュース)
韓国科学技術情報通信部=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国北東部で開催される2018年平昌冬季五輪の開幕を90日後に控え、韓国科学技術情報通信部が10日、関係機関と五輪支援策を話し合う討論会を開いた。最先端の情報通信技術(ICT)を駆使する平昌五輪を成功させるため、約100人のICT専門家を現場に派遣することにした。 この討論会は五輪の準備状況を点検し、PR案を共有するために開かれた。 科学技術情報通信部は大会参加者が無線装備をスムーズに使えるよう、中央電波管理所や国立電波研究院などの専門家約100人を五輪会場に派遣すると決定した。これら専門家は競技の記録を取る計測器など大会に必要な無線機器の設置をはじめ、機器同士の電波干渉の発生を防ぐための環境管理などに取り組む。 新たなICTサービスの準備も加速させる。平昌五輪には次世代通信規格の第5世代(5G)、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、超高精細テレビ、仮想現実(VR)が登場し、大会を支える。 月末には平昌にICT体験館がオープンする予定だ。 また、五輪に対する国民の関心を高めるため、中央科学館など国立科学館5カ所は五輪競技に関連した科学の原理を紹介する「スポーツ科学特別展」を開催し、郵政事業本部は記念切手を発行する。 科学技術情報通信部はこの日の討論会で出された案を基に、詳細な実行案を今月末に発表する予定だ。
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