握手を交わす千次官(左)とナッパー駐韓米国大使代理(統一部提供)=14日、ソウル(聯合ニュース)
握手を交わす千次官(左)とナッパー駐韓米国大使代理(統一部提供)=14日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部の千海成(チョン・ヘソン)次官は14日午後、政府ソウル庁舎でナッパー駐韓米国大使代理と邱国洪・駐韓中国大使と相次いで面会し、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹で特使として派遣された金与正(キム・ヨジョン)党第1副部長ら高官代表団の訪韓結果や北朝鮮の平昌冬季五輪参加などについて説明した。統一部が明らかにした。 千次官は今後、朝鮮半島の緊張緩和や非核化、南北関係改善のために政府が米国や中国など国際社会と緊密に協力していくとの方針を示した。 ナッパー氏との面談では平昌五輪が「平和五輪」として成功するようさまざまな支援と協力を惜しまなかった米政府に謝意を伝え、今後も緊密に協力していくことを強調した。 ナッパー氏は文在寅(ムン・ジェイン)大統領とトランプ大統領の緊密な連携を基にした平昌五輪の開催成功を祝うとし、その過程での両国政府の緊密な協力を高く評価した。 邱氏は韓国政府の南北関係改善に向けた努力と核問題の平和的解決への努力を今後も積極的に支持し、協力すると表明した。  千次官は前日、長嶺安政・駐韓日本大使と面会し、北朝鮮の平昌五輪参加と高官代表団の訪韓結果などについて説明した。  9~11日に韓国を訪問した高官代表団は五輪の開会式に出席したほか、10日には文大統領と面会。金委員長の親書を手渡し、文大統領の訪朝を要請した。
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