ソウルでの公演で歌った後、芸術団員と抱き合う韓国ガールズグループ・少女時代のソヒョンさん(右)=11日、ソウル(聯合ニュース)
ソウルでの公演で歌った後、芸術団員と抱き合う韓国ガールズグループ・少女時代のソヒョンさん(右)=11日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国の統一部当局者は13日、記者団に対し、平昌冬季五輪に合わせて来韓した北朝鮮芸術団が「われわれの要求を非常に積極的に受け入れた」と伝えた。 ただ、「南北間の情緒などで立場の差があり、公演直前まで協議が続いた」と明らかにした。 韓国側が公演内容の変更を求めたことを受け、芸術団が7日にリハーサルを中止して撤収していたとの報道については、「事実ではない」と説明。芸術団は同日午後、予定通りリハーサルを行い、同9時過ぎに宿泊先の貨客船「万景峰92号」に戻ったと伝えた。 公演に北朝鮮体制を宣伝する内容が含まれていたとの指摘に関しては、「そう見られる部分が一部あるが、わが国民の意識水準では十分に理解できる部分ではないかと思う」との考えを示した。 一方、南北の民間交流については、「政府は非政治的な民間交流は政治的な状況と関係なく行う」との姿勢を示した。 統一部によると、韓国民間団体による北朝鮮との接触申請は今年に入って50件あった。文在寅(ムン・ジェイン)政権が発足した昨年5月以降では243件となる。
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