ソウル市長選の予備候補者登録が行われているソウル市選挙管理委員会=13日、ソウル(聯合ニュース)
ソウル市長選の予備候補者登録が行われているソウル市選挙管理委員会=13日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国で文在寅(ムン・ジェイン)政権発足後初めてとなる統一地方選挙(6月13日投開票)と国会議員の補欠選挙の予備候補者登録が13日に始まった。地方選と国会議員の補欠選が同時に実施されるのは初めて。17広域自治体(主要市・道)で首長選などが行われるほか、補欠選はソウルの2選挙区など計6選挙区で実施される。補欠選は10選挙区以上まで増える可能性がある。 今回の選挙は文政権が発足してから約1年で実施されるため、政権の信任が問われる形となる。選挙結果は政界に大きな影響を与えそうだ。 現在、17広域自治体の首長は与党「共に民主党」がソウルなど7カ所、最大野党「自由韓国党」が5カ所、「正しい未来党」が2カ所を占める。3自治体の首長は空席となっている。 共に民主党が勝利する場合、与党は国政掌握力を強め、改革政策の推進を加速することが可能になる。自由韓国党が予想以上の支持を集める場合、保守勢力の再結集や文政権へのけん制強化につなげられる。 地方選で共に民主党は17カ所のうち、半数を超える9カ所以上で勝利を目指している。文大統領の支持率が依然として60%を超えており、10カ所以上の勝利も期待している。自由韓国党は6カ所以上を制することを目標としている。 予備候補者は公式選挙運動が始まる5月31日まで、選挙事務所の設置や名刺配布、広報物発送など一部の選挙運動ができる。
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