韓正氏(資料写真)=(聯合ニュース)
韓正氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【北京聯合ニュース】中国の習近平国家主席の特別代表として来韓した共産党序列7位の韓正・政治局常務委員が、北朝鮮の金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長と接触していたことが12日、分かった。中国外務省の耿爽副報道局長が、この日の定例会見で明らかにした。 耿氏は、両者が話し合った内容については言及しなかった。 9日開幕した平昌冬季五輪に合わせて来韓した北朝鮮の高官代表団には、団長の金永南氏のほか金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の妹、金与正(キム・ヨジョン)党中央委員会第1副部長が含まれており、注目を集めた。 昨年末、習氏の特使として宋濤・中央対外連絡部長が訪朝した際には金正恩氏が面会を避けた。今回、中国最高指導部の韓氏と北朝鮮の憲法上の国家元首である金永南氏が会ったことにより、北京の外交筋の間ではこれまでぎくしゃくしていた中朝関係に変化が生じるのではないかとの見方も出ている。
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