ソウルの延世大で開かれた外国人作文コンテストに参加する留学生ら(資料写真)=(聯合ニュース)
ソウルの延世大で開かれた外国人作文コンテストに参加する留学生ら(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国教育部傘下の国立国際教育院は5日、教育部の統計資料などを分析した結果、昨年4月現在の韓国に滞在する外国人留学生は12万3858人だったと明らかにした。前年同月比の増加率は18.8%で過去最高を記録した。留学生のうち、大学・大学院で学んでいる留学生は7万2032人だった。 外国人留学生は2012年から3年連続で減少したが、15年は7.6%増、16年は14.2%増と昨年まで3年連続で増加した。 出身国・地域は中国が55.1%と最多を占め、次いでベトナム(11.8%)、モンゴル(4.3%)、日本(3.0%)、米国(2.2%)、ウズベキスタン(2.2%)、台湾(1.8%)、フランス(1.1%)、インドネシア(1.1%)、マレーシア(1.0%)などの順だった。 留学先の地域は57.5%が首都圏に集中し、忠清地方13.8%、釜山・蔚山・慶尚南道地方が9.7%、江原・大邱・慶尚北道地方が9.5%、全羅道・済州地方が9.3%だった。 留学生の専攻は、博士課程では工学系36%、人文社会系34%、自然科学系18%、芸術・体育系8%、医学系4%と集計された。修士課程は人文社会系71%、工学系14%、自然科学系7%、芸術・体育系7%、医学系1%で、学士課程は人文社会系69%、工学系14%、芸術・体育系11%、自然科学系6%だった。 釜山・蔚山・慶尚南道地方には工学系専攻の留学生が多く、江原・大邱・慶尚北道地方は自然科学系専攻者の比率が他の地域より高かった。 日本人留学生は、鮮文大(666人)、延世大(398人)、慶熙大(200人)、高麗大(184人)、梨花女子大(162人)などに多かった。
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