“ショートトラック韓国代表”シム・ソクヒ暴行のコーチ、永久除名処分＝大韓スケート連盟

大韓スケート競技連盟がショートトラック韓国代表のシム・ソクヒ（20）を暴行し、物議をかもしたコーチを永久除名することに決定した。

シム・ソクヒ の最新ニュースまとめ

　スケート連盟は25日、ソウルの連盟事務局で公正委員会を開き、最近起きたショートトラック国家代表チームの暴力事件について議論した。

　キム・センギョム スポーツ公正委員長は会議後に開かれた会見で「最近起きた代表チーム内の暴行事件について、加害者の話を聞いて議論した末に、一番重い懲戒である永久除名を決定した」と明らかにした。

　キム委員長は永久除名を決定した背景について「大韓スケート連盟が規定している内容によって決定した」とのみ説明した。

　シム・ソクヒはある16日、女子代表チームを指導するAコーチに暴行を受けた後、鎮川（ジンチョン）選手村を離脱し、18日に復帰した。 シム・ソクヒは選手村を離脱した当日、病院診療を受けたことがわかった。

　公正委員会によると、Aコーチは事件発生当日の指導者室にシム・ソクヒを呼んで、訓戒と共に暴行した。 Aコーチは「シム・ソクヒが指導者の意見を尊重しないため、訓戒した」と供述した。

　キム委員長は「加害者の陳述を受け取った。私たちが調査した結果について認めた」と説明した。

　Aコーチは今回の調査に対して大韓体育会に異議申請をすることができる。異議申請をしない場合、永久除名の効力が発生する。

　永久除名が確定した場合、Aコーチは大韓スケート協議連盟と連盟加盟団体書ぞ億の指導者として活動することができない。

　一方、シム・ソクヒは現在、代表チームに復帰して平昌オリンピックを準備するため最後の訓練に参加している。