業務報告に出席した李首相=19日、ソウル(聯合ニュース)
業務報告に出席した李首相=19日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国政府は19日、李洛淵(イ・ナクヨン)首相に行った業務報告で、平昌冬季五輪を機に北朝鮮と米国が対話に乗り出すよう、外交努力を集中する方針を示した。  業務報告には統一部や外交部、国防部、文化体育観光部、国家報勲処が参加した。 業務報告では平昌五輪に北朝鮮が参加することを受け、開催成功に向けて万全の準備を進める一方、国際社会と共に朝鮮半島の平和構築のため最善を尽くす方針を示した。 外交部高官は「現在、20カ国余りの首脳級の外賓が(五輪期間中に)訪韓するため、首脳外交の準備を徹底し、平昌を朝鮮半島平和構築の拠点にする」と述べた。 国防部は五輪の安全のため、対テロ作戦・警備支援などを行う。五輪に3744人、パラリンピックに2251人を投入する方針だ。 統一部は平和五輪の構想を実現し、南北関係の発展と平和定着のための対話・協力を続けるとして、「南北対話が続き、南北関係の改善と朝鮮半島平和の転機にする」と強調した。
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