文化体育観光部、平昌五輪・パラの成功開催で平和遺産創出へ=韓国
文化体育観光部、平昌五輪・パラの成功開催で平和遺産創出へ=韓国
韓国文化体育観光部(文体部)が平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック・パラリンピックの成功開催を2018年の最優先課題とし、これを通して平和遺産を創出したい意思を表明した。

 文体部は19日午前、政府ソウル庁舎で実施された外交部・国防部・統一部・文化体育観光部・国家報勲処の5部署による合同業務報告で、近づく平昌五輪を文化オリンピック、安全で安らかなオリンピック、そして平和オリンピックに作り上げると明らかにした。

 まず、歴代最大・最多規模のオリンピックを準備する。韓国政府は平昌五輪に95カ国・約5万人が韓国を訪れると見据え、各国の首脳や長官らも多数出席すると予想している。パラリンピックは45カ国・約2万5000人が参加すると見られる。

 世界の人が共にする大会であるため、完ぺきな施設や競技運営に神経を注ぎたいと伝えた。12の競技場や選手村などの施設は完工した状態で、特別交通対策も推進中だ。約2万人の志願ボランティアも運営に万全を期すると伝えた。

 それから韓国の文化価値を感じ共感できるオリンピックにする方針だ。全体的には世界の人が楽しめる豊かなプログラムで文化認知度を向上し、持続可能な文化遺産を発掘して未来価値を創出したい考えだ。

 引き続き政府は隙間なく、安全で、安らかな大会準備に万全を期する。極寒・大雪対策、セキュリティー・医療体系確立、障碍者アクセシビリティの向上、宿泊・食事面の改善、交通便宜提供、案内システム完備など細部項目を立てている。

 また、朝鮮半島の平和を実現する転換点と位置づける方針だ。文体部はすでに北朝鮮の大会参加に備え、多様な計画を準備し、大会を媒介に南北文化体育交流を再開・拡大する方針だと伝えた。

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