新年の辞を発表する金正恩氏=(朝鮮中央テレビ=聯合ニュース)
新年の辞を発表する金正恩氏=(朝鮮中央テレビ=聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮労働党機関紙、労働新聞は14日の論評で、「今後、北南(南北)関係がどの方向に進むかは南朝鮮(韓国)当局の努力にかかっている。われわれの積極的な努力に誠実に応じるべき」とした上で、「誰の顔色をうかがうことなく、対決の障壁を崩して北南関係改善と自主統一の道に進まなければならない」と主張した。 金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が1日に今年の施政方針に当たる「新年の辞」で韓国に和解に向けたメッセージを投げかけて以降、北朝鮮メディアは「民族自主」「わが民族同士」の原則と「外国勢力排撃」を連日主張している。 北朝鮮の宣伝サイト「朝鮮の今日」もこの日、「外国勢力を排撃し、わが民族同士が自主的に解決していくことがわれわれの確固不動の意志」と強調。対韓国窓口機関、祖国平和統一委員会のサイト「わが民族同士」も「民族自主の原則は民族問題解決の核であり基礎」と主張した。
Copyright 2018(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0