魯圭悳報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
魯圭悳報道官(資料写真)=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の魯圭悳(ノ・ギュドク)報道官は9日の定例会見で、来月開幕する平昌冬季五輪の期間中に、韓国政府による北朝鮮への独自制裁を一時解除する可能性について、「北の平昌冬季五輪参加は平和五輪の実現に必要な事項であるため、北の代表団の南側訪問において対北制裁に関する事前の措置が必要な場合、国連安全保障理事会の制裁委員会や米国などの関連国と緊密な協議の下に検討していく予定」と述べた。 また「政府は北の核・ミサイル開発の深刻性を十分に勘案し、確固たる韓米協力と国際的な協力による対北制裁圧力を忠実に履行していく」と強調した。 康京和(カン・ギョンファ)外交部長官が同日午後、旧日本軍の慰安婦問題を巡る日本との合意への対応方針を発表したことを受け、日本の河野太郎外相が「受け入れることはできない」との反応を示したことについては、「今後、様々な外交的接触の機会を通じてこの問題に対する協議が進行されると期待する」と述べた。 また「(慰安婦)被害者が一様に望んでいるのは自発的で誠意のある謝罪」とし、「わが政府としては日本政府が被害者の名誉と尊厳を回復させ、心の傷を癒やすために自発的に誠意を見せるのであればこれを歓迎するという立場」と説明した。 合意への対応方針を発表する前に日本側に内容などを説明したかについては、「われわれは事前に日本側に外交チャンネルを通じて説明し、日本側は自分たちの立場をもう一度われわれに説明した」と伝えた。
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