握手を交わす李氏(左)と孔氏=5日、ソウル(聯合ニュース)
握手を交わす李氏(左)と孔氏=5日、ソウル(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国と中国は6日、ソウルで北朝鮮核問題を巡る6カ国協議の首席代表協議を行い、南北関係の改善は北朝鮮の非核化に向けた対話再開の環境整備に寄与するという認識で一致した。韓国外交部が明らかにした。 協議には韓国首席代表の李度勲(イ・ドフン)外交部朝鮮半島平和交渉本部長と中国首席代表の孔鉉佑・朝鮮半島問題特別代表が出席した。 両氏は国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁決議を徹底的に履行しながら、北朝鮮の核問題の平和的な解決に向けた外交努力に協力することにした。 また、9日に開催される南北の高官級会談と北朝鮮の平昌冬季五輪・パラリンピック参加が順調に進められる場合、朝鮮半島の緊張緩和と局面転換につながるとの認識で一致し、協力を続けることにした。 孔氏は南北対話と関係改善への努力を歓迎するとした中国政府の立場を重ねて表明し、高官級会談で前向きな結果を得ることに期待を示した。 一方、韓国外交部の林聖男(イム・ソンナム)第1次官も孔氏と個別に会談し、先月に開かれた両国の首脳会談の結果を踏まえた今後の対応などについて議論した。
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