挺対協が慰安婦問題の解決を求め毎週水曜日に日本大使館前で開いている「水曜集会」の様子。参加者らが「真心のこもった謝罪を望む」などと記したプラカードを手にしている=(聯合ニュース)
挺対協が慰安婦問題の解決を求め毎週水曜日に日本大使館前で開いている「水曜集会」の様子。参加者らが「真心のこもった謝罪を望む」などと記したプラカードを手にしている=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者を支援する市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)は5日、被害者の1人が同日死去したと伝えた。遺族の意向により氏名などの個人情報は公表しない。韓国政府に登録されている旧日本軍の慰安婦被害者239人のうち、生存者は31人に減った。昨年には8人が亡くなった。 挺対協によると、故人は13歳ごろ工場に連れていってやるという言葉にだまされ、満州(現中国東北部)で慰安婦としてつらい生活を強いられた。日本による植民地支配から祖国が解放され、韓国に戻ったが、慰安所での被害がもたらした体と心の病に苦しんだという。 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は4日、慰安婦被害者をソウルの青瓦台(大統領府)に招いて昼食会を開き、「慰安婦問題の解決に最善を尽くす」と述べた。
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