李熙範委員長=(聯合ニュース)
李熙範委員長=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が1日に発表した「新年の辞」で、2月に開催される平昌冬季五輪に代表団を派遣する用意があると表明したことを受け、大会組織委員会は歓迎の意を示した。 組織委の李熙範(イ・ヒボム)委員長は同日、聯合ニュースの電話取材に対し「北が対話に乗り出す意向を示したのは五輪参加に向けた肯定的なシグナルだ。組織委は積極的に歓迎する」と述べた。 金委員長は自ら読み上げた「新年の辞」で、平昌五輪について「民族の地位を誇示する良い機会になる。大会の成功を心から願う」と期待を示した。 また、「代表団派遣など必要な措置を取る用意がある。このために北南(南北)当局が早急に会う可能性がある」と述べた。 北朝鮮が平昌五輪への参加に前向きな態度を示したことで、組織委も国際オリンピック委員会(IOC)との協議を通じて北朝鮮の大会参加に備え滞りなく準備を進める方針を強調した。 李委員長は「既に組織委は北の五輪参加に備えた全ての準備を行ってきた」とした上で、北朝鮮選手団の宿泊や移動に関する準備も整っていると述べた。 北朝鮮が五輪に参加することになった場合の出場種目については「北が望むならどの種目にも参加できるというのがIOCの基本的な立場だ」と説明。全種目に選手を派遣することはできないだろうとしながら、フィギュアスケート、スピードスケート・ショートトラック、クロスカントリー、アイスホッケー女子などへの出場を予想した。 北朝鮮の参加は平昌五輪の5大ビジョンの一つ、「平和五輪」の実現に向けた大きな要素となる。 北朝鮮は昨年9月にフィギュアスケートのペアで平昌五輪出場枠を唯一獲得したが、期限までに参加意思を表明せず出場枠を放棄した。出場枠獲得の可能性があったショートトラックのワールドカップ(W杯)にも出場しなかったため、北朝鮮の平昌五輪参加は不透明な状況だった。 金委員長が初めて平昌五輪について前向きに言及したことで、北朝鮮の参加をめぐる協議も進展がみられると予想される。 IOCは、出場枠を獲得できなかったとしても北朝鮮に参加の意向があるならワイルドカード(推薦枠)を与えることを考慮し、北朝鮮に参加を促してきた。
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