秋美愛氏=(聯合ニュース)
秋美愛氏=(聯合ニュース)
【ソウル聯合ニュース】韓国与党「共に民主党」の秋美愛(チュ・ミエ)代表は29日、党の幹部会議で旧日本軍の慰安婦問題を巡る2015年末の韓日合意について、「真実を明らかにすることもせず覆い隠すことが目的の合意は合意ではない。被害者が言いたいことを言えないようにする合意は合意とは言えない」とし、「被害者が納得できる新たな合意が必要」との見解を示した。 韓国外交部長官直属のタスクフォース(TF、作業部会)が27日に発表した合意の検証結果に関する報告書によると、日本との合意には海外に慰安婦被害者を象徴する少女像を設置する動きを韓国政府が支援しないなどとする非公開の「裏合意」があった。報告書は合意に至るまでの過程についても被害者の意見を反映する取り組みが不足していたと指摘した。 秋氏はまた「歴史は歴史として解決し、未来は未来として解決しなければならない」とし、「歴史は真実と原則を損なわずに扱い、韓日間の未来指向の協力をあきらめてはならない」とも述べた。 
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